マスクでニキビを隠すのは逆効果!?正しいマスクの使い方3つのポイント
冬場の風邪予防、感染症、花粉症対策に使われているマスクですが、最近ではすっぴん隠しや、保湿対策にも使われており、もはや年間通しての必須アイテムになりつつあります。しかし、反対にマスクをすることがニキビや肌荒れの原因になるとも言われています。それは一体何故なのか?美容効果と悪影響になる原因を探ってみました。
マスクで美容効果?
前述の通り、マスクをすることによって美容効果も期待できるのです。これが、女子がマスクを手放せなくなる由縁かもしれません。詳しく見ていきましょう。
マスクの美肌効果として一番分かりやすいのは紫外線対策になるということ。
紫外線は、夏だけではなく一年中降り注いでいます。そして、シミやそばかすの原因にもなるので女性にとってはやっかいな相手。だからこそ、マスクをすることで、顔の大半を紫外線にさらす事を防げるわけです。他にも、汚れた空気や細菌、乾いた風などの肌の刺激になるものからも守ってくれるのです。
しっかり保湿をしてからマスクをすれば、呼気によるスチーム効果もあります。
加湿器が口元にあるイメージをして頂けると、分かりやすいかもしれません。唇のカサつきを防いだり、ほうれい線の緩和が期待できます。
これだけの効果がありながら、なぜニキビや肌荒れを起こす人がいるのでしょうか?原因は、使い方にありました。
1. 同じマスクを使い続ける
「もったいない」と同じマスクを使い続けていませんか?清潔なマスクを使わないと、肌への刺激にもなります。特に女性の場合は、メイク汚れの付着にも繋がります。1日1回は交換しましょう。
2. 不織布マスクを使っている
不織布タイプは、ごわごわして肌への刺激を与えてしまうので、ガーゼマスクの方がオススメです。肌が弱い方、すれて痛い・痒いという方は、ガーゼマスクがいいかもしれません。
3. 長時間付けている
湿度が高い状態が続くと、ニキビの原因となるアクネ菌や雑菌なども繁殖しやすい状態になります。定期的にマスクを外して、空気の入れ替えをしましょう。
ニキビや肌荒れには、対策化粧品を使う事も大切です。マスクだけで、全てが叶うわけではありません。特にニキビケア用コスメは、アクネ菌を殺菌する作用があるので、マスクをしても繁殖を防ぐことが期待できます。
せっかくの美容効果も、使い方一つで台無しになります。上手に使って、美肌を目指したいですね。