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薬を使うだけじゃ治らない?もう大人なのに「繰り返すニキビ」の3つ原因

なんとかしたい!頑固なニキビ。そもそも「大人ニキビ」ってなに?

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ここ最近よく「大人ニキビ」という言葉を聞くと思います。これは思春期以後もニキビができる状態で、思春期からずっとニキビができている人もいれば、思春期にはニキビは全くなかったのに大人になって初めてニキビができたという人もいます。

 

大人ニキビと思春期ニキビの違いは、ニキビのできる部位も少し違います。

 

思春期:
脂腺の活動が活発なので、皮脂の分泌が多く主にTゾーンにニキビが出来やすい。

 

大人ニキビ:
顎や口周りに出来やすい。

 

もちろん10代でも顎にニキビが出来たり、大人でもおでこにニキビが出来ることはあります。

 

「ニキビは若い人にでき、大人のそれは吹き出物」などといわれますが、もとをただせば同じもの。今回は、そんな「吹き出物=大人ニキビ」の3大原因をみていきたいと思います。

 

原因その1:ストレス性のニキビ

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ストレスが原因の大人ニキビは、「フェイスラインから口まわり」にかけてできやすい傾向にあります。その理由は、ストレスに長時間さらされる事によって、私たちの体の中では男性ホルモン(アンドロゲン)が増加。そして、男性ホルモンが増加すると、ヒゲが生える部分にニキビができやすくなるからです。

 

原因その2:生理前のホルモンバランスの乱れ

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女性は、エストロゲンプロゲステロンという2つの女性ホルモンのバランスの変化により、月経周期があります。月経前は、エストロゲンが減少してプロゲステロンが増加することでホルモンのバランスが不安定となり、大人ニキビができやすくなるのです。

 

原因その3:栄養バランスの乱れ

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特にビタミン不足によるところが大きいといえます。各ビタミンの役割は下記の通り。

 

ビタミンA:肌のターンオーバーを整えて、乾燥肌を防ぐ働き
ビタミンB:皮脂の代謝を促して、過剰な皮脂を抑える役割
ビタミンC:炎症を鎮め、美白効果が期待される

 

これらのビタミンを食事から、バランス良く摂取することで、大人ニキビを大分改善させることができます。

 

ニキビの治療薬にはどんなものがある?

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下記を参考にしてみてください。

 

<内服薬>

○ビタミン剤
定番はビタミンB2、B6、C。ビタミンB2、B6でターンオーバーを促し、ビタミンCでニキビの痕が残らないよう美白を促します。

○ビオチン散
ビタミンHまたは、ビタミンB7ともよばれ、ヒフや爪、髪を健やかにします。他のビタミンと併用する事でより効果があります。

亜鉛
微量元素の中でも亜鉛が不足すると肌トラブルが起きやすくなります。サプリメントなどで補助的に摂取するようにしましょう。

抗生物質
炎症が酷い場合は抗生剤が処方されます。マクロライド系抗生物質クラリス、ルリッドなど)やテトラサイクリン系抗生物質ミノマイシン)です。

○低容量ピル、抗男性ホルモン薬
こちらは、あまり聞いた事がないかもしれませんが、女性でも男性ホルモンの作用が強い場合があります。そのような時は、低容量ピルや抗男性ホルモン薬の服用によるホルモン療法が有効です。

 

<外用薬>

アクネ菌を殺菌する抗生物質が含まれた外用薬
ニューキノロン抗生物質(アクアチムクリーム/アクアチムローション)やリンコマイシン系抗生物質(ダラシンTゲル、ダラシンローション)などです。

○ピーリング作用により毛穴のつまりをとる薬
ディフェリンゲル、トレチノインがあります。個人差はありますが、治る過程ではピーリング効果によりヒフが少し剥けます。

○保湿剤
肌の保湿は、さまざまな肌トラブルを防ぐのに有効。普段から十分な保湿を心がけましょう。外用薬では、プロペトやヘパリン類似物質(ヒルロイドローション/軟膏、ビーソフテンローション/軟膏)などがよく処方されます。

 

是非参考にしてみてくださいね。

ニキビの治療は薬に頼るだけでなく、生活習慣を整えることにより改善がみられる場合があります。ニキビができてしまったら、まずは一度、ご自身の生活習慣を見直すことから初めて見ても良いかもしれませんね。

 

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